負けたくない

2003年3月1日
 小学校の頃仲良くしていた子が、とってもいい学校に入っていた。
中学も一緒だったけど、成績の面で大きく差がついた。私の内申がやたら低くつけられたせいだった。
学力試験でがんばって高校は同レベルくらいの学校へ行ったけど、進学校と付属じゃえらい違い。
そしていつの間にか微妙にライバル視・・・

 今の大学に来たことは後悔してない。
同じ仲間とずっと一緒にいられるし、勉強は面白い。
でもやっぱり、あのブランド大学には憧れちゃうわけよ!
名前を言った時カッコよく決まるじゃんよ。
元彼の気持ちが少しだけわかった気がした。
彼は進学校の出身で、自分もそういうブランド大学に行くものだと思っていたらしい。
ところがフタを開けたら、というわけ。
たしかにウチは間違っても一流とは言えないけど、中身までカスなわけではない。
ていうか、むしろ恵まれてるくらいだろう。
兄貴の大学はブランド大学だけど、面倒見は悪いし講義がよく勝手に休講になるらしい。
ウチはめったにそんなことないし。

 大学生活をカスにするかどうかは、本人の努力次第。
この言葉は本当に身にしみる。

 私だってまともに勉強すれば、東大だって入れたかもしれない。
実際入塾テストなんか暇つぶしに受けると、国語だけは平気で「東大クラス」なんて判定が出たり。
だけど私はとてつもない勉強嫌い。
どうやってさぼるか、そればかり考えている。
だからちょっぴり自慢できるぐらいの高校には入れたけど、名前を聞いた瞬間ひれ伏されるようなところには行けなかった。
てか行ったとしてもモノにはならなかっただろう。
学校の名前に負けてしまうだろうから。

 元彼はウチの学校をバカにしている。
バカにする気持ちはよくわかる、私だってかつてはエリート養成組の中にいた人間だから。
でもさ。
チヤホヤされて、おだてあげられて、無理やりそんなとこ入ってなじめなくて押しつぶされるのと、自分にとって価値がないと思えるものはどこかにうっちゃって好きなことするの、どっちがいい?


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